お見合いは始まる前から始まっています
先日、実際にあったお話です。
お見合い開始時間になった頃、女性会員様から一本の連絡が入りました。
「まだ会えていません。。。」
実は、このようなことはたまにあります。お見合い会場の入口前などで待ち合わせをしているのに、お互い時間通りに来ているにもかかわらず出会えないのです。
「遅刻をしている」のではありません。
「そこにいるのに、声を掛けられていない」のです。
お見合いは、お相手と向き合って話をする時間だけがスタートではありません。最初の一声を掛ける、その瞬間からすでに始まっているのです。

なぜ声を掛けられないのでしょうか?
お見合いのルールでは、基本的には男性から女性へ声を掛けることになっています。
しかし、実際には声を掛けられない男性がいらっしゃいます。
私は、その心理が全く分からないわけではありません。
写真の印象と違ったらどうしよう
まず考えられるのは、お相手の写真と実際の印象が違ったと感じた時です。
「もし間違えていたらどうしよう。」
「違いますと言われたら恥ずかしい。」
そんな不安が頭をよぎってしまうのでしょう。
また、「相手から声を掛けてくれるのを待とう」という心理になってしまう方もいらっしゃいます。
本来は男性から声を掛けるルールですので良いことではありませんが、自信がないからこそ一歩が踏み出せない気持ちは少し理解できます。
自信のなさは立ち姿にも表れてしまいます
ところが、そのような男性ほど、堂々と待っているわけではありません。
どこか自信がなさそうに立っていたり、周囲をキョロキョロ見渡していたりして、女性から見ても「この人かな?」と確信が持てない雰囲気になってしまいます。
そうなると、女性も声を掛けづらくなります。
そして、その時点で「素敵な男性」という印象からは少し遠ざかってしまうのです。
まだお見合いは始まってもいないのに、第一印象だけで損をしてしまう。
これは本当にもったいないことだと思います。
女性にも声を掛けられない理由があります
一方で、私たちは女性会員様にはこうお伝えすることがあります。
「もし良かったら、あなたから声を掛けてもらえませんか?」
ところが、多くの女性は首を横に振ります。
「写真と違うと思われていたらどうしよう。」
「違う人に声を掛けてしまったら恥ずかしい。」
そんな気持ちがあるからです。
つまり、男性も女性も不安なのです。
だからこそ、本来ルールとなっている男性からの一声が、とても大切になります。
最後は仲人が橋渡しをすることも…
結局、そのような時には、私たち仲人が男性側へ連絡を入れます。
「目の前に彼女がいますので、声を掛けてください。」
そうお願いすると、「あっ、分かりました。」と言ってようやく動き出されるのです。
何だか不思議な光景ですよね。
目の前にお互いがいるのに、仲人が電話をして初めて出会う。
そんなことが実際に起こっています。
だからこそ、男性の皆さんにはぜひ勇気を出していただきたいのです。
最初の「こんにちは。〇〇です。」という一言は、お見合いを成功へ導く第一歩です。
その一歩を踏み出せる男性は、それだけでも女性に安心感を与えることができます。
お見合いは、席に着いてから始まるのではありません。
あなたが笑顔で声を掛けた、その瞬間から始まっているのです。
新しい扉の向こうには、まだ見ぬ笑顔の毎日が待っています。
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