若者35%が「結婚するつもりはない」という衝撃
少し前の新聞ですが、読まれた方も少なくないと思いますので、ご存知の方もいらっしゃると思います。
9月1日の中日新聞の記事で、「若者35%『結婚するつもりはない』」という、私にとっては大変ショッキングなタイトルの記事が載りました。これは、こども家庭庁が全国の15~39歳の男女を対象に実施した「若者10万人の総合調査」の結果を取り上げた記事です。
私がこの事業を始めた17年前のデータでは、「いずれは結婚するだろう」という希望的観測を含め、9割以上の方が「結婚したい」という回答になっていたと記憶しています。
もちろん、当時と現在では調査方法も違いますので、数字をそのまま比較することはできません。それでも最近は、「結婚しない選択肢」というものがこれだけ広がっていることに、大変な危機感を持ってこの記事を読むことになりました。

結婚の障壁として「自由な時間」が挙げられる時代
そして、その「結婚するつもりはない」と回答した若者が、結婚の障壁として挙げているものにも驚きました。
「安定した結婚生活を送れる収入への不安」が40.0%と最も多く、次いで「自由な時間がなくなる・趣味時間の短縮」が34.4%、「結婚したいと思える人がいない」が32.6%となっています。
収入への不安や結婚資金への不安は、もちろん理解できます。
また、「結婚したいと思える人がいない」というのも分かります。ただ、私は「いない」のではなく、「まだ出会えていないだけではないか」と思ってしまうのです。
しかし、それ以上に私が驚いたのが、「自由な時間が無くなる・趣味時間の短縮」を34.4%もの人が結婚の障壁として挙げていることでした。
さらに、結婚より優先されるものとしては、「余暇・趣味を楽しむこと」が最多で50.8%もいることに、私は愕然としたのです。
本当の幸福感は「自分の遊び」の中だけにあるのか
この数字を見て、私は政治評論家の竹田恒泰さんがYouTubeの動画の中で話されていた言葉を思い出しました。
「趣味をして楽しいというのは意外と楽しくない。本当の幸福感というのは自分の遊びの中にはない」
さらに、「本当の幸福感というのは結婚生活の中にある」ということも話されていました。
もちろん、趣味を楽しむことが悪いと言っているわけではありません。私自身もゴルフや旅行など、好きなことを楽しむ時間は大切ですし、趣味には人生を豊かにしてくれるものがあります。
ただ、人生の幸福感というものを考えたときに、それは自分一人の楽しみの中だけにあるものなのでしょうか。
結婚は「コスパが悪い」のか
竹田さんはさらに、コスパ重視の現代の若者に対して、二人で稼いで生活費を分担し合える結婚は、「実はコスパが良いんだ!」とも言っていました。
確かに、結婚には一人ではなく二人で生活を支え合えるという側面があります。
しかし、私は結婚の価値を「コスパ」だけで考えてほしくはありません。
嬉しいことがあったときに一緒に喜んでくれる人がいる。苦しいときには隣にいてくれる人がいる。そして、人生のいろいろな出来事を、二人で乗り越えていく。
私は、そこに結婚の大きな価値があると思っています。
「結婚してみないと、その良さは分からない」
私は常々、少し結婚に臆病になっている相談者に、こう言い続けてきました。
「結婚なんて、してみないとその良さは分からないですよ」
まだ経験値のない「結婚」という事象に対して、具体的なイメージができないのは当たり前です。
さらに、結婚に対してポジティブな情報は入りにくいものです。友人や職場の先輩から「結婚は人生の墓場だ」みたいなことを聞かされ続けていれば、そうなるのも理解できます。
実際、こども家庭庁の調査でも、結婚に対して「自由がなくなる」「趣味の時間が減る」というイメージが、一定数の若者の中にあることが分かります。
でも、本当にそれだけなのでしょうか。
一度結婚を経験した人が、もう一度結婚を望む理由
私は、ここに一つの答えがあるような気がしています。
一度は結婚を経験した「バツ1」「バツ2」の方の中にも、もう一度結婚を希望される方がたくさんいらっしゃいます。
離婚という、一般的には辛いと想像できる経験をしてきた方々が、それでも「もう一度結婚したい」と思う。
これは、「結婚というものは、決して悪いものではない」という一つの証拠にもなるのではないかなと思っています。
もちろん、すべての人が結婚すべきだと言っているわけではありません。結婚するかどうかは、それぞれの人生における大切な選択です。
ただ、結婚を経験した人たちが、その経験を経たうえでもう一度結婚を望むということには、私は大きな意味があると思っています。
私自身が「結婚していて本当に良かった」と思う理由
もちろん、私自身の個人的な意見も同じです。
24歳で結婚したときは、まだ若いと周りから言われながらの結婚となりました。でも、今思えば、あの時に結婚していて本当に良かったと思えるのです。
私は、結婚後に勤めていた会社が無くなるという経験をしましたし、私が東京で作った会社も、創業してすぐにリーマンショックで立ち行かなくなりました。
仕事も会社も、人生において大切なものです。しかし、人生には、自分の努力だけではどうにもならないこともあります。
そんなとき、いつも隣にいて、私が「生きることができる原動力」となってくれたのは、間違いなく家族の存在です。
だからこそ、私は今、この「ご縁をつなぐ仕事」を選んでいるのだと思います。
結婚をあきらめるのではなく、結婚するために考えてほしい
私は、結婚の素晴らしさを誰よりも理解しているという自負があります。
だから、これから結婚を考える皆さんには、「結婚なんかしなくていい」と簡単に考えないでほしいのです。
結婚は、結婚してみないと分からないことがたくさんあります。
一人では味わえなかった嬉しさがあります。苦しいときに支えてくれる人がいる安心感があります。そして、何気ない日常の中に、二人でしか感じられない幸せがあります。
もちろん、結婚生活には大変なこともあります。でも、それ以上に、人生を一緒に歩いてくれるパートナーがいることは、とても素敵なことだと私は思っています。
結婚って、本当に素晴らしい体験なんです。
だから、結婚をあきらめるのではなく、「結婚するためにはどうしたらいいのか」を考えていただきたい。
私は、心からそう願っています。
そして、その一歩を踏み出すために、誰かに相談してみることも一つの方法だと思います。
結婚相談所の仕事を17年間続けてきた私だからこそ、結婚に対する不安も、出会いの難しさも、そして結婚した後に感じる幸せも、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
新しい扉の向こうには、まだ見ぬ笑顔の毎日が待っています。
婚活は、自分を磨き、最高のパートナーと出会うための「自分へのプレゼント」です。 もし今、迷いや不安があるのなら、それはあなたが真剣に未来を考えている証拠。
私たちは、あなたのその勇気を全力で支えるパートナーです。 一緒に楽しみながら、理想の未来を形にしていきませんか? 踏み出したその一歩が、想像以上に輝かしい明日へと続いています。






