
令和6年11月13日日本経済新聞
こんばんは。みえ婚の早川です。
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さて、今日のテーマは、『年上の妻が増えているという現実──変わる結婚観とその背景』です。
少し古いデータで恐縮ですが、昨年11月13日の日経新聞の記事のスクラップに目が留まりました。そこには、「婚姻件数は減少しているにもかかわらず、初婚夫婦における“妻が年上”の割合は増えている」と記されていました。
とくに注目すべきは、20代の男性に限れば、年上の妻を持つ割合がすでに3割を超えているという点です。これはもはや一過性の現象ではなく、見過ごせない社会的な傾向といえるでしょう。
このデータは、従来の「男性が女性を養うもの」という結婚観が、確実に揺らいできていることの表れです。今や共働きが当たり前になり、女性の経済的自立が進んでいます。その結果として、「年上男性に頼らなければならない」という価値観は、過去のものになりつつあるのです。
実際に、私たちの身の回りでも同世代のカップルのほうが結婚しやすいと感じることが多いです。反対に、年齢差が5歳以上あると関係が進展しづらくなるケースが目立ちます。こうした傾向は、年齢差に対する心理的なハードルが、男女問わず徐々に高くなっていることを示しているのではないでしょうか。
一方で、男性が「結婚するなら子どもが欲しい」と考えるのは、ごく自然なことです。とはいえ、もし自分が相手に「若さ」を求めるのであれば、それに見合った行動が必要です。
たとえば、「20代後半の女性と結婚したい」と思うのであれば、自分自身もできるだけ若いうちから婚活を始め、真剣に向き合うべきでしょう。現実的には、35歳を過ぎてからそうした理想を語っても、相手から選ばれる確率はぐっと下がってしまうのです。
このように、結婚のかたちは時代とともに確実に変わってきています。年齢や性別によって役割を固定するのではなく、互いに支え合い、対等な関係を築けるかどうかが、これからの夫婦像の鍵になるのではないでしょうか。
もちろん、自分の理想を持つのは自由です。しかし、その理想に近づくためには、現実と向き合い、努力する姿勢が必要不可欠です。
「昔はこうだった」「男ならこうあるべきだ」という固定観念にしがみついていては、時代に取り残されてしまいます。だからこそ、自分自身をアップデートし続ける柔軟な姿勢が、これからの婚活や結婚生活において、より一層求められてくるのだと思います。
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早川茂樹
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昭和46年1月27日生
平成7年12月結婚
平成20年6月レッドエッグ株式会社創業
平成22年2月結婚相談レッドエッグ開業
平成30年1月日本結婚相談業組合副理事長就任
平成30年2月屋号を「みえ婚」に改称
平成31年4月川越町議会議員初当選

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