三重県の結婚支援策について。
こんばんは。みえ婚の早川です。
今日は、私も政治家の端くれですので、政治の話をしていきたいと思います。
先日、岸田首相の年頭記者会見で、「異次元の少子化対策に挑戦する」ということを表明したことが大きな話題になっています。
その発言の背景にあるのは、昨年の出生数が77万人になる模様だということを受けてのことです。
この80万人を割り込む予想というのは想定はされてはいました。
しかし、それは当初の予想では、2033年に80万人を割る予想だったのです。
そのタイミングが11年も早く訪れるというのはまったくの想定外なのです。
そのことに対する危機感での対応だというのは間違えないのです。
しかし、その中身は、子育て世代に対する「経済的支援の強化」と「子育て家庭を対象としたサービスの拡充」、そして、「働き方改革の推進と制度の充実」というものです。
そこで私は思いました、重要な施策がもう一つ足りないのでは?です。
それが結婚支援です。
結婚したくても結婚できない人が増えていて、それが少子化に繋がっている側面に触れられていないのです。
国に対しての希望は、その結婚支援のテコ入れをぜひ行っていただきたいということです。
三重県の結婚支援はどうなのか?
あの首相の会見に先んじて、三重県が11月末に県としてマッチング支援を行うことが新聞記事になりました。
人の手を介して行う、まさに我々が行っているサービスをやろうというのです。
この考え方は大正解だと思います。
今、我々が行っているサービスが結婚に最短でアプローチできるサービスであると私は思っているからです。
しかし、今回の三重県事業で気になるのは、”ボランティア”を謳っているというところです。
最初に言っておきたいのは、この婚活のサポーターはボランティアでは続かないというところです。
だから、ボランティアは愚策であると思います。
私はこれまでボランティアのおせっかいさんをたくさん見てきました。
もちろん、今でも表面的にボランティアを謳っっている方はいます。
しかし、そこに純粋なボランティアさんはほとんどいないということも事実です。
なにか他に目的があって、例えば、宝石を買って欲しいとか、自分の店を利用して欲しいとか、別の目的があることがほとんどです。
つまり、別の目的がないとやって続けていくことが困難なのです。
だから、続かずうまく行かないのです。
よって、県がどう考えているか分かりませんが、やり方を間違えるとただ3,000万円の予算を無駄に使うだけに終わると思います。
三重県の事業を成功させるには。
この三重県の事業を成功させるポイントは2つであると思います。
1.官民連携事業にすること
2.利用者から料金をいただくこと
一番の理想は、我々事業者にサポートをお任せいただきたいということです。
仮に、他で募集したとしても、しっかりと報酬を設定すべきです。
そして、もう一つ、そのサービスを利用する方の料金です。
県の行うことですから、利用者は無料で利用できることを考えていると思います。
でも、それでは事業として成功しないと思います。
利用者にも利用料をいただくべきだと私は思います。
なぜかというと、結婚するために必要なのは「結婚に対する本気」だからです。
お金を払ってまでやるから本気の活動になるのです。
だから、その料金の設定は安すぎないことが重要だと思います。
それが意識を作るのだと思います。
まとめ
いずれにしても、この事業の成功は官と民が連携することにあると思います。
県に望むこととしては、我々民間事業者の意見をしっかりと聞いて、最善の状態でスタートして欲しいということです。
やったは良いが何か残念な感じで終わることのないようにしてもらいたいです。
結婚できる方が増えれば、それが直接的に少子化対策に繋がります。
ぜひ国もその点に力を入れて入れていただきたいものです。
早川茂樹
後記
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2023年01月13日更新|カテゴリー:コラム