こんばんは。みえ婚の早川です。

今日は不妊治療の保険適用の話題について書きたいと思います。

今、日本の昨年誕生した84万人中6万人が不妊治療を行った結果、誕生しているということです。実に14人に1人が不妊治療で生を授かっているのです。

この不妊治療の保険適用は4月1日から実施されていますので、本当はもう少し前に触れたい話題だったのですが、少子化が加速する中、素晴らしい施策であると思いますのでご説明したいと思います。

まず、不妊治療には大きく2種類に分けることができて、それが①一般不妊治療と②特定不妊治療と呼ばれるものです。

ざっくりそれらを説明すると、

①一般不妊治療は、人工授精やタイミング法（排卵日を予測して性交渉を行う方法）などです。

②特定不妊治療は、一般不妊治療で受精が難しい場合に行う体外受精や顕微授精を指します。

特に②特定不妊治療が費用面で高額になることが多く、これに自治体が30万程の助成を行っているところがこれまでは多かったです。

最近では一般不妊治療でも、自治体によっては助成を設けているところもあったのですが、今回の保険適用で負担減となるケースが圧倒的に増えるのではないかと期待していますし、助成があっても後日精算だと一旦自費の持ち出しがあるわけで、それがないだけでも非常にありがたいことだと思います。

しかしここであまりネガティブなことは言いたくないのですが、不妊治療は自由診療で高額な費用となることがあります。

その場合、保険適用で3割負担の方が安いのか？はたまたこれまでの30万円助成の方が結果的に安くなるのか？とても悩ましいところですね。対象になる方はよく調べて勉強して、不妊治療を始めていただければと思います。

ただ、そうは言ってもメリットの方が大きいと私は思っていますので、これによって不妊治療を始めてみようかなと言う方が増えることを願っています。

早川茂樹

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2022年04月23日更新｜カテゴリー：コラム