今日、ネットニュースに「アプリ婚活の闇」を書いた記事が出ていました。

ご覧になられた方もいるかもしれませんが、真剣に結婚相手を探していた39歳の女性の実話でした。

内容はこうです。彼女も年齢が年齢だけにすぐに結婚したいと思って「婚活アプリ」で活動を開始。そこで出会った男性は、見た目こそそこそこだが条件も良く結婚相手としては十分だった。交際は順調に進んだが、関係をもった直後に連絡が取れなくなり、見に覚えのないカードの請求が届いて詐欺にあったことに気づいた。

途中だいぶ端折りましたが、ざっくりというと以上のあらすじです。

最近、若い世代の方達は、婚活アプリたくさん利用していますね。簡単に始めることができるのがメリットでしょう。我々もこれにより婚活をしようと思う方々の裾野が広がることは大歓迎です。しかし、簡単に始めることができる活動には危険が潜む可能性が大きいと理解していただかないと行けないと思います。

我々も業界人なんで婚活アプリの動向は注視しています。客観的に見てもやはり危険だと言わざるを得ません。

まず、身分証明が免許証だけというのは手軽さはありますが、それで独身であることが証明できるのか？結婚に真剣に向き合っているのか？そもそも今回の事象のように結婚が目的なのかすら怪しい活動なのです。

もちろん、婚活アプリの登録者の中にも、真剣に結婚を目指している人もいるでしょう。しかし、そうでない人もたくさん登録しているのも現状です。私の会員様の中にも婚活アプリで危険な目に遭っている方の話を聞きますからね。一つの手段として使うことは良いと思いますが、メインで活動するのは、かえって大切な時間を浪費してしまう可能性が大きいと言わざるを得ません。

結婚の活動をするなら、面倒ではありますが、ご入会時に手間が掛かった方が良いと思います。たくさんの確認書類を集めていただくのも安心材料であると思っていただけるはずです。

独身であることと、結婚に真剣に向き合っていることが確認されている活動こそ、安心で結婚に一番近い活動になるんだと私は信じています。

早川茂樹

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2020年09月7日更新｜カテゴリー：コラム