「死」を意識することで、今日一日の「活」力が生まれるのです。
昨日は私どもが加盟している連盟のIBJが主催する講演会が実施されました。
そこにご登壇されたのは、葬儀会館ティアの冨安社長でした。
まずは冨安社長の講演の後に、IBJの石坂社長とのトークセッションという内容でした。
右が冨安社長・左が石坂社長
冨安社長は、愛知県から生まれた東証一部上場企業のトップということで、私も大変興味深く聞いていたのですが、私が一番なるほどなぁと感じたのは死生観の話です。
葬儀社の社長だからではありませんが、社長は死生観を考える機会は一般の方よりは多いのかもしれませんが、その話がとても深かったのです。
その内容は、「死」を意識しないと「生」が活きないということです。
つまり、人間は誰しも死を迎える訳で、それがいつ訪れるかも分からないのです。あなたが明日死ぬとなったら、今日一日をどう生きますか?今日一日を無駄にしていませんか?そんな考えさせられる内容でした。
私はその話を聞いていて本当に一日いちにちが尊いものであるし、時間という有限のものの使い方を私自身見直す必要があるのではないかと強く共感しましたね。
死を強く意識してから今日一日を生きるのと、なんとなく一日を浪費するのとでは、その段階で人間的な価値に大きな開きが生まれるのは明白です。
社長はこんなことも言っていました。何か失敗をしたとしても、落ち込むのではなく、点で終わらすんだと。その失敗を引きずってはいけない。時間は有限だから落ち込んでいる時間がもったいないんだと。
この言葉を婚活に当てはめると、まさに婚活は失敗の連続です。
失敗しても落ち込んで立ち止まっている時間がもったいないのです。だから切り替えて次に進むんだということです。
私はそれを聞いた時なんだか勇気が出てきましたし、失敗を恐れず前だけ向いて前進していきたいと強く思える時間となりました。
どう生きるか?これはあなたのこれからの人生のテーマであるはずです。
そこにもうひとつ、誰と生きるか。
これを婚活を通じて早急に考えてみませんか?
早川茂樹
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2021年09月23日更新|カテゴリー:コラム