12年前の悪夢を鮮明に思い出す
一週間ほど前だったか、夜中に自宅に帰ってニュース番組を見ていたら、このコロナショックに翻弄されている起業家の特集をしていました。
開業直前でコロナショックが起こり、開業できず5,000万の損失を抱えたまま途方に暮れる姿が映し出されていました。
それを見て、強力に思い出された記憶がありました。
それは12年前のリーマンショックです。
まさにその時の私にリンクするんですよね・・・。
わたしが会社を立ち上げたのは平成20年の6月。
前年、平成19年に脱サラし、起業の準備に入って、神奈川でレッドエッグ株式会社を設立したのがその平成20年6月19日でした。
東京の御徒町というとこを拠点とした店舗ビジネスで、順調に物件契約まで進んで、店舗の設計、物件契約が整ったのがその年の9月初旬でした。
その直後、リーマンショックが起こったのです。
そして、一気に開業できなくなって、創ったばかりのレッドエッグ株式会社はたった4ヶ月で休止会社まで追い込まれたんです。賃貸マンションを買ったばかりで、妻とまだ小学5年生と小学1年生の子どもがいるのに露頭に迷ったんです(悲涙涙涙)
細かい内容は書きたくないくらい今でも強烈なトラウマになっています。だから、そのときの影響が残っているのか今でも契約をするときにはどうしても慎重すぎるくらい慎重になってしまい逆に駄目なんですけどね(^_^;)イップスってやつですね。
私がそんな最悪な経験したその当時も政府の支援は全くありませんでした。今回はそれ以上の危機的状況だと思いますし、冒頭に書きましたテレビで特集を受けていた彼らのように、昨年の実績が無いからと言って補償外ということの無いように何とか救ってあげて欲しいと思います。このままでは本当に行き詰まって自殺する人も急増するのではないかと心配です。
ただ、私の場合良かった面もあるんです。12年前にボロボロになってその当時は本当に最悪な状況ではありました。しかし、今振り返れば、そのリーマンショックのお陰で地元の三重に帰ってこれたんです(ポジティブ!!)
そして、そのお陰でこの天職「結婚相談業」を初めることができたんです!(これはマジで!!!)これは何にも代えがたい私の運だったと思います。
わたしは、今のピンチは「チャンスなのかも」って思える。12年前は、とてもじゃないけどそんな考えはできなかったですけどね。
今だから笑って書けます。だから、わたしはこのコロナショックも乗り切れると思っています。
あきらめたら終わり。生きてりゃなんとかなるんですよね笑
こんな自分のこと語ったブログ、だれも読みたくないか(^_^;)
早川茂樹
2020年04月13日更新|カテゴリー:つぶやき